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- ページ1
- 1 パターン1に変形する誘導
- ページ2
- 1 パターン2に変形する誘導
- ページ3
- 1 パターン4に変形する誘導
- ページ4
- 1 パターン10に変形する誘導
- ページ5
- 1 パターン6に変形する
- ページ6
- 1 漸化式パターン11 an+1=pan+qran+s 型の解法
- ページ7
- 1 練習問題
- 2 まとめ
パターン4に変形する誘導
2019年 兵庫医科大a1=2, an+1=2an+4an+5 で定義される数列 {an} について,次の問いに答えよ。
(1) bn=an+4 とおくとき,bn+1 と bn の関係式を求めよ。
(2) 一般項 an を求めよ。
(1) bn=an+4 とおくとき,bn+1 と bn の関係式を求めよ。
(2) 一般項 an を求めよ。

ヒロ
誘導通りに進めていくだけだね。
【(1)の解答】
bn=an+4 とおくとき,
bn=an+4 とおくとき,
bn+1=an+1+4=2an+4an+5+4=6(an+4)an+5=6bnbn+1

ヒロ
これでパターン4になったね。逆数をとって解いていこう。そのために bn≠0 を示す必要がある。つまり an≠−4 を示す必要がある。
【(2)の解答】
an+1=−4 となる自然数 n が存在すると仮定すると,漸化式より
an+1=−4 となる自然数 n が存在すると仮定すると,漸化式より
2an+4an+5=−42an+4=−4(an+5)an=−4
となる。これを繰り返すことにより,a1=−4 となるが,これは a1=2≠−4 であることに矛盾する。よって,常に an≠−4 である。
ヒロ
これで両辺の逆数をとる準備ができたね。
【(2)の解答の続き】
常に bn=an+4≠0 であるから,bn+1=6bnbn+1 の両辺の逆数をとると
an=bn−4 より,
常に bn=an+4≠0 であるから,bn+1=6bnbn+1 の両辺の逆数をとると
1bn+1=16∙1bn+16
1bn=cn とおくとcn+1=16cn+16cn+1−15=16(cn−15)
数列 {cn−15} は公比 16 の等比数列であり,c1−15=1b1−15=1a1+4−15=16−15=−130
であるからcn−15=−130(16)n−1cn=15−15(16)n=6n−15∙6n
よって,bn=5∙6n6n−1an=bn−4 より,
an=5∙6n6n−1−4an=6n+46n−1