円の方程式を求める問題では,最初に与えられる条件は色々なパターンがあります。
その中でも今回は,直径の両端が定められた円の方程式について説明します。
良く出題される問題なので,確実にできるようにしましょう。
余裕があれば,素早く求める方法もマスターしましょう。
Contents
直径の両端が与えられた円の方程式
ヒロ
公式として覚える人は次のことを覚えよう。
直径の両端が与えられた円2点A$(a,~b)$,B$(c,~d)$ を直径の両端とする円の方程式は
\begin{align*}
(x-a)(x-c)+(y-b)(y-d)=0
\end{align*}
と表される。基本形に変形すると(x-a)(x-c)+(y-b)(y-d)=0
\end{align*}
\begin{align*}
\left(x-\dfrac{a+c}{2}\right)^2+\left(y-\dfrac{b+d}{2}\right)^2=\dfrac{(a-c)^2+(b-d)^2}{4}
\end{align*}
となる。\left(x-\dfrac{a+c}{2}\right)^2+\left(y-\dfrac{b+d}{2}\right)^2=\dfrac{(a-c)^2+(b-d)^2}{4}
\end{align*}
ヒロ
何故,このように表されるかについて説明していく。