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インプットとアウトプットの最適なバランスを知って勉強しよう

インプットとアウトプットの黄金比3:7勉強法
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こんなに多く授業を受けているのに成績が上がらない。
分からない箇所も質問して理解しているのに成績が上がらない。
まとめノートも作っているのに成績が上がらない。

あなたがこのような悩みをもっていれば,この記事を読むことによって,成績が上がらない理由を知ることができます。

勉強にはインプットとアウトプットの2つの要素が重要に関わっています。その2つの要素が具体的には何であるかを知ることが大切です。

また,インプットとアウトプットの最適なバランスを知ることによって,成績が上がる勉強をすることができます。

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インプットとアウトプットとは?

まず,インプットとは「入力」という意味で,勉強で言うと,次のようなものが当てはまります。

  • 授業を受ける。
  • 質問して説明を聞く。
  • 教科書や参考書の解説を読む。

次に,アウトプットとは「出力」という意味で,例としては次のようなものになります。

  • 問題を解く。
  • 他人に説明する。
  • 参考書などの見ないで要点などをまとめる。

勉強するときに,インプットとアウトプットのうち,片方だけしかやっていない人はいませんよね。誰もが両方行っているはずです。

しかし,そのバランスを間違えると,勉強しても成績が上がらない状況になります。

最適なバランスよりインプットが多い場合

それでは,インプットが多い具体例を3つ考えてみましょう。

授業が多すぎる

東進などで映像授業をかなり多く受けていて,自分で問題を解く時間がほとんどない場合は,インプットが多すぎる例になります。

確かに映像授業から得られる知識は素晴らしいものでしょう。授業で扱った問題に対する理解もしているとは思います。ただ,それは解説の内容を理解しただけで,自力でできるとは限りません。

分かりやすい授業を受けていると,問題の考え方や糸口の捉え方までが簡単に感じることができてしまって「これは簡単だわ!」と勘違いしやすいんです。

そのため「この問題はもう解ける!」と思って復習しなかったり,授業を受けること自体が楽しくなり,インプット過多になっていきます。

しっかり復習して,教えてもらった考え方や解法を使って,問題を自分で考えて解くというアウトプットをしないのでは,せっかく質の高い授業を受けているのにもったいないです。

質問が多すぎる

問題集をやっていて,分からない問題が出てくるのは,ある程度仕方のないことです。しかし,分からない問題が多すぎる場合は,そもそも問題集のレベルが合っていないため,もう少しレベルの低い問題集をした方が良いことが多いです。

レベルが合わない問題集を使っていると,ほとんどの問題を自力では解けなくて,質問ばかりすることになります。確かに質問することで,説明してもらって理解はできるのでしょう。

しかし,それは結局,説明を聞くというインプットばかりを行っている状態です。また,質問ばかりする人のほとんどは,後日自分で解けるかどうかの確認もしません。

これではアウトプットがほとんどない状態なので,成績が上がらないのは当然と言えます。

まとめノートを作るのに精を出している。

基本的に,数学の勉強において,まとめノートを作ること自体を推奨していません。それは間違った勉強法の記事でも書いたように,まとめを書くことができるなら,相当量の知識があるはずなので,まとめなんて必要ないという考えです。

また,仮にまとめを書くことができたとしても,それに関連する入試問題を解くことができるかどうかは分からないですよね。問題を解くことができなければ,入試では1点にもなりません。まとめに書いた考え方や解法などを使いこなせるかどうかが重要なんです。

どうしてもまとめを書きたいのなら,毎回授業後に,その授業のポイントなどを自分で考えて書くという方法でまとめを書いて下さい。

自分で考えて書いているならまだしも,まとめノートを書いている人のほとんどは,参考書などの要点を見て,それを写しているだけです。

何かを見て写すという行為は,自分で考えてないため,脳の見ることと手の運動に関する部分が活動していているだけです。脳の思考に関する部分はほとんど活動していないため,ザルで水をすくっているようなものと言えます。

何ページもまとめノートを作って満足しているかもしれませんが,それはただの手の運動にすぎず,頭には何も残らないんです。まさに時間の無駄です。

そんな時間の無駄遣いはやめて,もっとアウトプットに時間を使わないと成績は上がりません。

最適なバランスよりアウトプットが多い場合

それでは,次にアウトプットが多い例を考えてみましょう。とはいえ,一般的にはインプット過多になることはあっても,アウトプット過多になることはほとんどありません。

それでも例を挙げるとすると,定期的なインプットがない状態で「ひたすら問題を解く」というのが考えられます。

これに該当しやすいのは宅浪している人です。授業がないため,インプットは問題集や参考書の解説を読むことくらいです。ただ,その解説の読み方に違いが現れます。

問題を解いて答え合わせをするという勉強をしていて,答えが合っているからと言って,解説を読まない人はアウトプットが多すぎる状態になっている可能性があります。

最後の答えが合っていたとしても,途中の考え方が異なる場合もあるでしょう。また,偶然答えだけがあってしまったということも起こり得ます。

「答えが合っているから大丈夫」と安易に考えているようでは成績は上がりません。その答えに至るまでの考え方が結構重要です。

また,別解が書かれていることもあります。そのときに別解を読まないというのでは,せっかくインプットのチャンスがあるのに自分から放棄してしまっているため,もったいない勉強法になっています。

インプットとアウトプットの最適なバランスとは?

精神科医でyoutuberでもある樺沢紫苑先生の書籍「学びを結果に変えるアウトプット大全 [ 樺沢 紫苑 ]」でも書かれているように,インプットとアウトプットの黄金比は $3:7$ と言われています。

その根拠はコロンビア大学のアーサー・ゲイツの実験結果によるものです。

インプットをしたら,その2倍以上の量のアウトプットをすると,学習効果を高くすることができます。

ただ,ここにヒロ個人の経験などを考えて調整すると,高校生であっても,偏差値が45以下の人はインプットを少し多めの4くらいになるようにした方が良いです。

そもそもアウトプットをするためには,それに応じたインプット量がなければできません。したがって,成績が良くない人は,知識量が少なすぎることが,その原因と考えられます。

大抵の場合,中学校で学ぶ数学の知識が欠けていることが多いです。そのため,まずは中学数学を復習することに時間を使った方が良いでしょう。

また,人によっては小学校で学ぶ割合を理解しないまま進学している場合があります。この場合,実は中学数学を理解できない根本の原因がここにあると言える場合があります。そんな大げさなと思うかもしれませんが,割合はかなり重要な単元です。割合を理解していないから,傾きなども完全に理解しておらず,平均変化率という言葉に対しても「なんだかよく分からない」と意味不明なことを言ってしまうのです。

したがって,厳しいことを言いますが,中学数学すら理解できていない人は,小学算数について理解できているかチェックした方が良いでしょう。

インプットとアウトプットのまとめ

結論として,インプットとアウトプットは黄金比と言われる $3:7$ になるように勉強しましょう。

一般的にはインプットが多くなりやすいため,意識してアウトプットするようにすると,ちょうど良いバランスになるはずです。

また,成績下位者はインプットを少し多くして $4:6$ になるように勉強することで成績が上がるはずです。成績が上がるにつれて,インプットとアウトプットの比が黄金比の $3:7$ になるように調整していけば良いでしょう。

ただし,ここまで言っておいて何を言うのかと言われそうですが,インプットとアウトプットの比 $3:7$ というのはあくまでも目安ということも覚えておきましょう。

この話については,次の樺沢紫苑先生の動画が参考になります。

アウトプット黄金比率「3対7」の罠【精神科医・樺沢紫苑】

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